2006年秋 神田和泉屋学園は創立20年
お酒の話の「授業」ですが、アル中学アル高校の講師は神田和泉屋店主の横田校長が勤めます。大上段に振りかぶって「日本酒大学」としたかったのですが、内容はどうみても中学、話は世界のお酒に飛ぶこともあって「アルコール中学」略して「アル中」としました。
  「神田和泉屋学園」の目的は、なにげなしに飲んでいたお酒を「意識して」飲んでもらうことにあります。自分のお酒を自分で選べる人が増えることが「本当の日本酒」を守ることになると思い、そのためのほんの少しのお手伝いをこの学園がしています。お酒の製造工程を中心にした講義と利き酒実技が主な内容です。

  1987年4月に第1期が開講され、一クラス12〜13名程度の小さな教室ですが、2006年で創立20周年を迎え、東京教室卒業生は1627人。2007年10月現在、第42期(在校生39名)が開講中。その間にアル中学卒業生からの要望で「アル高校」が1988年4月に開講され、卒業生は895名。現在第38期(在校生36名)が開講中。「アル高校日本酒科」を卒業し「神田和泉屋学園同窓会」に入会すると「アル大学(卒業生540名、在校生26名)」「ドイツワイン科(卒業生304名、在校生12名)」に進学できます。教室は神田和泉屋の4階「神田和泉屋学園教室」。残念ながらエレベーターはありません。冬季には「修学旅行」として酒蔵への酒造り見学があります。
中学高校ともに決められた組で受講していただきます。教室はほかに「大阪教室」「名古屋教室」などもありましたが、現在は日程の調整がつかず閉鎖され、唯一岩手県藤沢町の「神田和泉屋館ヶ森山荘ワイン庫」での「岩手教室」のみが地方教室として開講されています。
一般の消費者のかたでしたら、どなたでも入学できます。ただし、ご同業(酒販店、デパートなど)、業界関係者(酒造メーカー、業界紙など)の方、飲食店経営または従業員の方はご遠慮いただいています。卒業生の再入学はできません。 アル中学申込手続き
 入学は毎年4月と10月。受付は開講2ヶ月前より常時。 申込手続きはご本人のみができ(代理不可)、神田和泉屋1Fの店頭で受け付けます。同時に入学金をお納めください。
入学許可者には入学式前に手続きの案内が郵送されますので、指定された期日までに手続きを済ませてください。講師は、校長の神田和泉屋店主の横田です。
アル中学の授業テーマ
第1回 アルコールの発生
第2回 日本酒の原料と日本酒の製造工程その1
第3回 日本酒の製造工程その2
第4回 日本酒のお化粧
第5回 日本酒の表示
  • 毎年4月と10月の開講前に入学式があります。
時間
毎月1回 午後7時より9時15分頃まで
場所
神田和泉屋4Fの「神田和泉屋学園教室」にて
入学金
¥5000(中学入学申込み時に納付)
教材費
中学¥40,000(8000×5)(食事代を含む)

アル中学卒業生でさらに勉強したい人を対象にした上級クラスです。アル高校への進級には簡単な試験があります。未受講のアル中学卒業生も入学可能。入学許可者には入学式前に手続きの案内が郵送されますので、指定された期日までに手続きを済ませてください。
講師は、校長の神田和泉屋店主の横田です。

                                      アル高校の授業テーマ
第1回 利き酒実技
第2回 麹作り
第3回 酒母造り
第4回 お酒の歴史
第5回 吟醸造り
 
時間

毎月1回 午後7時より9時15分頃まで

場所
神田和泉屋4Fの「神田和泉屋学園教室」にて
教材費
高校¥40,000(8000×5)(食事代を含む)
 
参加資格はアル高校卒業の同窓会員。講師は元国税局鑑定官室長、菊姫酒造技術顧問の難波康之祐先生です。アル高校卒業に続いて開講され、内容は杜氏養成講座からの抜粋授業と主に大吟醸の造りの授業となります。卒業生の再入学は空席のあった時のみ許可されます。

時間 毎月1回 午後7時より9時15分頃まで
場所 神田和泉屋4Fの「神田和泉屋学園教室」にて
教材費 ¥50,000(10000×5)(食事代を含む)
 
 神田和泉屋の輸入する辛口のドイツワインや赤ワインは日本では珍しいワインと思われていますが、ドイツは生産量の60%がこれらのワインです。あまり知られていない「ほんとうのドイツワイン」を勉強していただく教室として89年に開講され、2006年4月からは第18期が開講。4月から開講の毎月1回合計5回の講義です。参加資格はアル高校卒業の同窓会員。卒業生の再入学は空席のあった時のみ許可されます。講師は横田校長です。特にドイツワインケナー試験を意識した講座ではありません。ワインのラベルが読めるようになることを目的とした講座です。
時間 毎月1回 午後7時分より9時15分頃まで
場所 神田和泉屋4Fの「神田和泉屋学園教室」にて
教材費 ¥50,000(10000×5)(食事代を含む)
 
神田和泉屋学園同窓会
 卒業生の同窓会活動も活発で、しばしば同期会などが開かれています。また92年6月には「アル高校同窓会」が結成され、「文化講演会」の開催、冬の酒蔵での「酒造り実習」からオリジナル清酒「自画自賛」が誕生など独自の活動を続けています。また年に一回「神田和泉屋学園」利き酒大会が開催され、上位入賞者には資格審査を経て「神田和泉屋利き酒師」の認定書(2008年5月現在77名が取得)が発行されています。その後「アル高校同窓会」は「神田和泉屋学園同窓会」と改称され、会員は2008年05月現在350名。