球磨の泉(くまのいずみ)

 熊本市からトンネルをいくつも越えた山の中[人吉盆地]のさらに奥の[多良木]地区に蔵はあります。 ここにはたくさんの米焼酎蔵がありますが、全国鑑評会の金賞受賞常連蔵と観光客を呼び込むレストランつきの蔵とはおのずとすべてが違っています。

発酵の容器は昔ながらの大きなカメを地面に埋めて使用しています。最近は地元でもミクロフィルターによるろ過が盛んですが、ここではできた焼酎もろ過をせず、冬の寒さで自然に貯蔵甕の上の方に浮いてくる油分を蛍光燈のランプで集めすくい取り長期間熟成させる造りをしています。 数年前から息子さんも蔵に入り親子の二人三脚の造りとなっていますが、今のところ競争の軍配は父親に揚がっています。

 挙゚須酒造場

熊本県球磨郡 多良木町


蔵元:那須 富雄 氏